本日の記事はあまり記事に書いている人がいないエリオット波動1波の定義についてです。
皆さん3波を狙うのはご存じだと思うのですが、1波の形を見ている人は少ないのではないでしょうか??
そこで今回は自分が今まで検証と実践で得た1波の定義についてです。
まずこちらの画像をご覧ください。

画像はユーロ円1時間足です。
赤丸が最後に安値をつけた戻り高値です。
そこを1波が抜いていきます。黄色い丸が1波の最高値です。
戻り高値の赤丸を少し抜けたくらいです。
フィボを引いてみます。
戻り高値を100%、安値を0%とすると1波の高値はほぼ100%付近で2波に移行しています。
その後3波になりますが、いまいち伸びません。
では次の画像をご覧ください。

ドル円の1時間足です。
赤丸が最後の高値をつけた押し安値です。
そこを抜いた1波の安値が黄色の丸です。
やはりここでもフィボをあててみます。押し安値を100%、高値を0%とすると1波は161.8%まで伸びています。
その後2波からの3波は伸びています。
このように1波が押し安値・戻り高値をしっかり抜けると3波が伸びやすいです。
逆に1波の抜けが甘い(少し)だと3波は伸びにくいです。
ではどれくらい抜けるとしっかり抜けたことになるのでしょう??
次の画像をご覧ください。

1波の長さは押し安値・戻り高値を100%として高値・安値を0%としたフィボを引いたときに1波の頂点が138.2%~161.8%位が理想です。MAX200%位まで大丈夫です。
それ以上を超えてくると上昇・下降の力を使い果たしてしまうのか逆に動くことが多いです。
今回は1波の長さ(定義)についてでした。
よかったら参考にしてみてください。
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