今回は1波の抜け方で見る相場参加者の心理とポジションについてです。
まずはこちらの記事をご覧ください。【超重要】必見!!エリオット波動における1波の定義とは??3波狙いでも1波次第では伸びません【FX】
エリオット波動の1波の長さによってそのあとの後の3波の動きの予想がつきやすくなります。
その理由を考えて見ましょう。
まずは1波の長さが短い場合です。

今回は買いの場合で考えて見ます。
最安値をつけた戻り高値を抜いたところが1波です。
この長さが短いということは2つ理由が考えられます。
- ①純粋に買いポジションを参加者がそこまで増えていない
- ②戻り高値付近に置いているストップ(買い注文)が少ない。
特に②を考えて見ると緑の丸にストップ(買い注文)が溜まっていればそこをブレイクすれば急上昇するはずです。
しかし上昇しないということは、ストップをそこに(緑の丸)に置いている人が少ないことがわかります。
ということはまだ上に置いている人が多い(まだ売り目線)ということになります。
ここから3波で上昇するには3波で買い勢力が多く入ってこないと上がることができないと思います。
もちろん3波で上昇することもありますので絶対ではないです。
次は1波の長さが長い場合です。

この場合は1波の長さが短い場合とは逆で戻り高値付近にストップ(買い注文)が多く、ストップを巻き込みながら上昇していくパターンです。
売っていた人はポジションを狩られ「売りではなかったのか。買い相場だったのか」と思い今度は買い場を探します。
そして2波からの3波がしっかり伸びます。
このことから相場で3波を狙うのはセオリーなんですが、どのような過程で3波になったのかを見ると本当に3波になりそうか?怪しいのか?が見えてくると思います。
よかったら参考までに。
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